東京藝術大学大学院映像研究科は、2005年に日本ではじめての国立の映画専門学校として設立され、濱口竜介監督をはじめ、第一線で活躍する映画作家やクリエーターを数多く輩出してきました。2008年に設立されたアニメーション専攻では、山村浩二監督や片渕須直監督など日本のアニメシーンを代表する講師陣のもと、学生たちはアニメーションならではの独自の表現を追及しています。


このたびパリ日本文化会館では、これからのアニメシーンを担っていく、アニメーション専攻在籍の若手作家たちの手による、生まれたばかりの短編作品を一挙に15作品上映します。上映後には、8名の若き監督たちも登壇する予定です。時空間を操ることのできるアニメーションの最先端の表現をお楽しみください。


上映作品(英語字幕上映 /全89分): 山元 南穂『オクトポリス -プロローグ-』、施 聖雪『黴』、松本 伊代『ピロピロプゥ』、はるおさき『いずみのこえ』、葭原 武蔵『卵焼きの朝』、王 俊捷『よだか』、李 姿婷『愛情★ぼし』、王 昊宇『黒箱』、 李 叔芹『月見ごこち』、ハルマンダル・チャール『Vision』、なかがわさわこ『穴』、高 玉馨『ペットボトル虫』、馮 一夫『記憶の残響』、卓 桜子『瓶の開け方』、アレクサンドラ・クリウチェンコ『ANOMAIO』


登壇者(予定): 山元 南穂、施 聖雪、はるおさき、葭原 武蔵、李 姿婷、王 昊宇、馮 一夫、アレクサンドラ・クリウチェンコ(EnsAD)